「ギャル=軽い」というイメージ、まだどこかにありませんか?
でも、そんな先入観をガラリと変えてくれる存在が、今話題のあおぽんさんです。
千葉の田舎町で育った少女が、nutsモデルやRIZINガール、そしてバラエティ番組で全国に名を広めるまで。
そこには、笑って泣ける努力と、ちょっと不器用で真っ直ぐな“ギャル魂”が詰まっていました。
この記事では、あおぽんさんの幼少期からデビュー、そして現在までの経歴を、エピソードを交えながら丁寧にご紹介します。
どこか親近感のある素顔と、夢に向かう姿勢に、きっとあなたも心を動かされるはずです。
「ただのギャル」で終わらない、彼女の“物語”を一緒にたどってみませんか?
林葵って誰?あおぽんの基本プロフィール
- 名前(芸名): あおぽん
- 本名: 林 葵(はやし あおい)
- 生年月日: 1999年5月28日
- 年齢: 26歳(2025年現在)
- 出身地: 千葉県旭市
- 身長: 157cm
- 所属事務所: LVS
明るい笑顔とギャルらしいファッションで注目を集めている「あおぽん」さん。
最近ではバラエティ番組やモデル活動でも話題ですが、そもそも彼女はどんな人なのでしょうか?
知れば知るほど、そのキャラクターの奥深さにハマってしまう人も多いはず。
ここでは、あおぽんさんの素顔に迫っていきます。
あおぽんさんの本名は林 葵(はやし あおい)さん。
「葵」という名前が由来となって、“あおぽん”という親しみやすいニックネームで活動しています。
この名前、かわいい響きですよね。ギャルっぽさと素直な雰囲気が合わさって、絶妙なバランスなんです。
所属事務所はLVS。
芸能界ではまだまだ駆け出しのように見えて、しっかり土台を築いている印象です。
趣味や特技は、アニメ鑑賞やコスプレ、軟式テニスなど。
アニメが好きっていうギャル、なんだかギャップ萌えってやつでしょうね。
そして、好きな芸能人は「嵐」の松本潤さん。
小さい頃からずっとファンなんだとか。
ちょっと乙女な一面も、あおぽんさんの魅力なんですよね。
美容師の母・ギャル姉と育った家庭環境
あおぽんさんが育ったのは、母親と姉の3人家族。
お母さんは美容師として働いており、美容やファッションには自然と興味を持つ環境だったようです。
実家では、お母さんやおばあちゃんと何時間もガールズトークをしていたといいます。
「恋バナとか、何時間でも話せちゃうんですよ〜」
なんてインタビューで語る姿が想像できますよね。
また、お姉さんもお母さんもバリバリのギャルだったとか。
だからこそ、あおぽんさん自身も“ギャルになる!”と意識したことはなかったそう。
気づいたらギャルだった、という感覚がリアルでおもしろいです。
さらに、性格の明るさは祖母譲りなんだそうです。
祖母のことを「めっちゃ明るくて面白い人だった」と語っていて、彼女の芯の強さは家族の影響が大きいのかもしれませんね。
幼少期から家族に囲まれて、愛されながら育ったことが伝わってきます。
そしてその環境が、あおぽんさんの“人懐っこさ”や“親しみやすさ”につながっているのでしょう。
派手に見える外見とは裏腹に、芯にはあたたかい家庭の記憶がある。
そんなところも、ファンにとっては惹かれるポイントなのかもしれません。
ギャル誕生のルーツ:幼少期と学生時代のリアル

あおぽんさんの今のスタイルやキャラは、実は小さいころからすでに始まっていたみたいです。
派手に見えても、そのルーツには家庭や周囲の影響、そして彼女自身の“素直さ”がありました。
ここでは、ギャルとしての芽がどこでどう育っていったのかをたどってみます。
千葉県旭市で育ち、小学生で既にモテモテ伝説
あおぽんさんの出身地は、千葉県旭市。
海も近くて、のんびりした空気が流れる町で育ちました。
小学生の頃は、すでに周囲から“可愛い”と注目されていたようです。
なんと、当時学校で「イケメン」と呼ばれていた男子上位3人から、次々に告白されたという驚きのエピソードも!
でも、その時の本人は「ちゃんと付き合ってたかどうかは曖昧だった」と話しています。
1人を除いて、1〜2か月くらいの短い関係だったそうで、
本人いわく、「なんか続かないタイプだったんですよね」とのこと。
当時から“恋愛体質”というより、“人懐っこくて目立つ存在”だったのかもしれません。
クラスの中心にいるタイプって、なんとなく子どもながらに伝わってきますよね。
しかも、小学生の時点でギャル雑誌に興味を持っていたそう。
ファッションやメイクに憧れていたのは、家庭の影響もあったと思いますが、本人は「意識してギャルになろうとしたことはない」と話していて、気がついたらギャルだった…という自然体な感覚が面白いです。
中学では反省文だらけ、ギャル道まっしぐら
中学に進学してからは、さらにギャル度が加速します。
初めてつけまつげをつけたのも中学2年生のころ。
友達もみんなギャル系で、髪を巻いたり、メイクを試したり、見た目はかなり派手になっていったようです。
でも、通っていた中学校は校則が厳しかったみたいで…
「何度も反省文を書かされた」なんて話も残っています。
普通だったらそこでビビるか、反省してやめちゃうところなんですが、あおぽんさんは、自分らしさを貫く強さがあったんですよね。
恋愛のほうも、かなり活発だったようで、中学時代には6〜7人の男子と付き合ったことがあると明かしています。
ここでもやっぱり、長続きはしなかったみたいですが…
「彼氏がいても、友達と遊んでる方が楽しかった」
って言ってるのが、なんかリアルです。
周囲の空気に流されず、自分の「好き」や「楽しい」を信じて選んでいたからこそ、今の彼女のブレない芯ができあがったのかもしれません。
ギャルになるって、ただ派手にすればいいわけじゃない。
自分の気持ちを大事にして生きていくことなんだなぁ…と、あおぽんさんを見ているとそんなふうに思えてきます。
チア部で青春、バイトとカラオケ三昧の高校時代

あおぽんさんの“ギャル人生”は中学だけでは終わりませんでした。
高校に入ってからは、もっと自由に、もっと楽しく、自分らしく生きるようになります。
真面目な学校生活とちょっとやんちゃな毎日が交差するなかで、彼女は少しずつ“表現者”の道へ近づいていきました。
銚子商業高校でのチア活動と「女子高生ミスコン」挑戦
あおぽんさんの出身高校は、千葉県立銚子商業高校。
公立の共学校で、1900年創立の伝統ある学校です。
2023年のあるニュースサイトにて、チアリーディング部時代の制服姿が紹介され、その制服に「CHOSHO」のロゴが入っていたことから、銚子商業高校でほぼ確定とされています。
学校の部活はかなり活発で、特に硬式野球部や端艇部(ボート部)、卓球部などが有名なんです。
そんな中で、あおぽんさんはチアガール部に所属。
文化祭でダンスを披露したり、運動部の応援に駆けつけたりと、人前に立つことが当たり前の毎日だったようです。
「地味に練習キツそう…」なんて思われがちですが、みんなの前で笑顔を届けるチアは、ギャル魂と相性抜群だったのでしょうね。
さらに、あおぽんさんは当時、「女子高生ミスコン」にも挑戦しています。
全国から“かわいい女子高生”が集まるあのコンテストに、堂々とエントリー。
結果的に入賞は逃してしまいましたが、「可愛いだけじゃない」あおぽんさんのチャレンジ精神がここにも表れています。
ちなみに、チア部がある高校って意外と校則が厳しいところも多く、化粧や髪型に制限があることも多いんですよね。
だから彼女も、この頃はギャル全開というより“抑えぎみギャル”だったのかもしれません。
学業より友情と恋愛優先、モデルの片鱗も
高校生活について、あおぽんさんはインタビューでこんなふうに語っています。
「高校時代から学校にはあんまり行かなくて、遊びまくってました」
そう、彼女にとって高校は“勉強の場”というより、仲間と青春する場所だったのかもしれません。
チアの活動と並行して、あおぽんさんは地元のマクドナルドでアルバイトもしていました。
学校終わりに制服のままバイト、そしてそのまま友達と朝までカラオケなんて日もあったそうです。
もう、ザ・青春って感じですよね。
恋愛に関しても、彼女はかなり“マイペース”。
当時も彼氏はいたそうですが、「3カ月くらいすると大体フラれちゃってた」と話しています。
その理由がまた彼女らしくて――
「自分からあんまり連絡しないし、女友達と遊んでる方が楽しかったんですよね」
恋愛も友情も、どちらも経験してきたうえで、“今、一番大事なもの”をちゃんと選べるのがあおぽんさんの魅力なんだと思います。
ちなみにこの頃から、モデルとしての活動も少しだけ始めていたようです。
でも本格的に動き出すのはまだ先。
この時期は、あくまで“ギャルで青春してる等身大の自分”を楽しんでいたんでしょうね。
自由で、少しワガママで、だけどちゃんと周囲に愛されて。
そんなあおぽんさんの高校時代は、まさに彼女らしさが詰まった時間でした。
デビューまでの苦悩と転機:nutsオーディションの裏話

モデルとして注目を集めるようになったあおぽんさん。
けれどその裏側には、意外にも「すんなり決まった」なんてことはひとつもなかったんです。
夢をつかむまでには、小さな勇気と悔しさ、そして何度も「やってみよう」と決意し直す時間がありました。
一度は落選、でも諦めず掴んだグランプリ
ファッション誌「nuts」は、ギャルカルチャーを今も発信し続けている雑誌。
あおぽんさんは、そこで第3号nuts専属モデルオーディションのグランプリを受賞しました。
でも実は、最初から順調だったわけではありません。
あおぽんさんは、まず第1回のnutsオーディションにエントリーして落選しています。
当然ながら、誰だって一度落ちると「もうやめようかな」って気持ちになりますよね。
でも、彼女はそこで止まらなかった。
次に第2回のオーディションにも挑戦。
そして迎えた3回目――ついに、グランプリを獲得します。
このとき彼女は22歳。
同世代にはすでに活躍しているモデルもたくさんいるなか、「今からじゃ遅いかも」なんて気持ちも、きっとあったはずです。
けれど、「ギャルであること」に自信を持っていた彼女だからこそ、“私にはこれがある”という想いで、オーディションに再チャレンジできたのでしょうね。
ちなみに、このオーディションでの受賞は、nuts史上初のギャル復活を印象づける出来事として話題になりました。
自分の好きを貫いたことが、時代の流れさえ動かしてしまった――そんな瞬間だったのかもしれません。
美容専門学校中退からRIZINガール入りまで
UP-Tのコラボイベント始まりました❣️
— あおぽん♡ (@0528_aoi) November 2, 2022
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高校卒業後、あおぽんさんはパチンコ店で短期間アルバイトをしていました。
でも、「このままでいいのかな…」という気持ちがあったのでしょう。
その後、母親に勧められて美容系の専門学校に進学します。
ただ、通ってみて思ったのは「なんか違うかも」。
本人は、「合わないなと思って、途中から行かなくなっちゃった」と話しています。
無理に続けることを選ばなかったのは、自分に正直だったからなんですよね。
この時期、周りが就職や進学で将来の道を固める中、進路に迷いながらも“納得できる道”を探していた彼女の姿が浮かびます。
そしてその後、夢をあきらめずに挑戦し続けた結果、2022年には、RIZINガール2022のメンバーに選出されました。
格闘技イベント「RIZIN」で、華やかな衣装をまといリングに立つラウンドガール。
ここでの活動をきっかけに、あおぽんさんはさらに多くの人の目に触れるようになります。
nutsモデル、RIZINガール、そして後に続くテレビ出演――
そのどれもが、“失敗を恐れず、やってみる”という彼女の姿勢の積み重ねなんですよね。
どんな夢も、すぐに叶うわけじゃないけど。
それでも前に進み続けた人だけが、ちゃんとスポットライトを浴びる。
そんなことを、あおぽんさんの人生が教えてくれている気がします。
水ダウでの神回とその後:あおぽんの現在地
水曜日のダウンタウン見てくださった方々本当にありがとうございます🙇♀️
— あおぽん♡ (@0528_aoi) December 20, 2023
賛否両論ありますがこれからも暖かく見守ってくださると嬉しいです。
まだ見てない方は是非TVerでご覧下さい✨
本当にありがとうございました!!
これからも応援よろしくお願い致します🙇♀️#水曜日のダウンタウン pic.twitter.com/ntz2LsKBNU
あおぽんさんが一気に注目を集めたのは、あるバラエティ番組の“ドッキリ企画”でした。
ギャルで明るくて、ちょっと天然だけど真っ直ぐ。
そのキャラクターが多くの人の心に刺さったのは、偶然ではなく必然だったのかもしれません。
「100万円ドッキリ」が転機に!SNSトレンド1位へ
2023年末、TBS系の人気番組『水曜日のダウンタウン』にて、“ある意味伝説”となった企画が放送されました。
その名も、「怪しい自称プロデューサーに“100万円払えば水ダウ出してあげる”と言われたら…本当に出演できる?」というドッキリ。
この仕掛けに引っかかったのが、あおぽんさん。
なんと本当に100万円を支払い、番組出演に挑戦したのです。
しかも、オプションで「プラス10万円払えば浜ちゃんにどついてもらえる」というトンデモ設定まで受け入れるという潔さ。
普通なら騙されて怒る人が多い中、彼女は「芸能界って金かかるなぁ〜」と、まさかのポジティブ返し。
このリアクションが視聴者のツボに刺さり、放送直後にはX(旧Twitter)でトレンド1位に。
「ギャル最高すぎた」
「泣くほど笑った」
「芸能界で売れてほしい」
という声が続出し、あおぽんさんの名前は一夜にして全国区になったんですよね。
正直、ドッキリを仕掛けた側も、ここまでの反響になるとは思ってなかったかもしれません。
あの回をリアルタイムで観ていた人たちは、彼女の“素の明るさとピュアさ”にガチで心をつかまれたはずです。
モデル・グラビア・声優…多方面へ広がる活動の幅
水ダウでのブレイクをきっかけに、あおぽんさんの活動の幅は一気に広がっていきます。
まず、モデルとしてはすでに姉ギャル雑誌「nuts」の専属モデルとしての実績があり、王道ギャル代表としてファッションイベントやSNSでも人気を集めていました。
その後、グラビアにも挑戦。
雑誌の誌面では、明るくセクシーな雰囲気をまといながら、どこか“素直な子どもっぽさ”が残る表情が印象的です。
また、実はアニメ好きという一面も持っているあおぽんさん。
将来的には声優にも挑戦したいという夢も公言しています。
好きなことを全力で語る姿は、ギャルという枠を超えて“表現者”そのものなんですよね。
バラエティ出演も続いていて、2024年3月には日テレの『踊る!さんま御殿!!』にも出演。
大御所の前でも物おじしないトークで爪痕を残しました。
SNSでもファンとの交流を大切にしていて、XやInstagramでは日常の写真や言葉をたくさん更新してくれています。
それがまた“作ってない感じ”で、すごく親しみやすいんです。
モデルだけじゃない、タレントだけでもない。
ギャルだけど、繊細で、ちょっと不器用で、でも夢に向かって突き進む女の子。
そんなあおぽんさんの姿に、これからもっと多くの人が惹かれていくはずです。
まとめ
- あおぽんさんは、ギャル文化の中心で輝く“等身大のリアル女子”
- モデル・バラエティ・グラビアなど多彩に活動中
- 苦労も笑いに変える前向きさが、多くの共感を集めている
あおぽんさんの人生って、派手な見た目とは裏腹に、すごく人間くさいんですよね。
家庭で育んだ明るさや、ギャルというスタイルへの愛。
失敗しても挑戦し続けたnutsオーディションや、美容専門学校の中退という選択。
そのひとつひとつが、今の彼女を形づくっています。
水ダウの“神回”も、彼女の素直さと本気があったからこそ笑えたし、心に残ったんだと思います。
好きなことに全力で、ちょっと不器用でも飾らずまっすぐに生きる姿に、多くの人が励まされてるんじゃないでしょうか。
これからも、ギャルとして、そしてあおぽんさんとして――自分らしく輝いてほしいですね。