黒島結菜さんって、どんな学校に通っていたのか、気になりませんか?
沖縄の高校から日本大学へ進学したものの、大学は中退しているんです。
そこには、学業と俳優の仕事の間で悩んだ時間がありました。
この記事では、黒島結菜さんの経歴と学歴を、中学時代の芸能界入りから順にまとめています。
糸満高校での学校生活や、大学中退を選んだ理由もわかりますよ。
黒島結菜の経歴は沖縄から!中学時代の受賞が芸能界への入口
黒島結菜さんの経歴をたどると、最初に見えてくるのは、地元・沖縄で過ごした日々です。
いまでは映画やドラマで主演を務めていますが、芸能界への入口になったのは、中学生のときに参加したコンテストでした。
まずはプロフィールと、俳優として歩き始めるきっかけになった出来事から見ていきましょう。
1997年に沖縄県糸満市で誕生!黒島結菜のプロフィール
黒島結菜さんは、1997年3月15日生まれの俳優で、名前は「くろしま・ゆいな」と読みます。
所属事務所はソニー・ミュージックアーティスツで、沖縄県出身として紹介されています。
ここで一つ、出身地について押さえておきたいことがあります。
糸満市出身として知られていますが、本人を取材した琉球新報によると、生まれた場所は浦添市で、3歳から糸満市で育ちました。
つまり、「糸満市生まれ」というより、「浦添市で生まれ、糸満市で育った」というのが正確です。
子どものころはスポーツが好きな活発な少女で、小学生時代には駅伝チームの主将も経験しています。
アンカーを走って優勝したこともあるそうで、なかなか頼もしいですよね。
のちにドラマで見せる走りっぷりを思い浮かべると、少し納得してしまいます。
俳優としての姿だけでなく、運動好きだった少女時代を知ると、黒島さんの表情がまた違って見えてきますね。
中学3年で「沖縄美少女図鑑」賞を受賞して芸能界へ
黒島結菜さんが芸能界に入るきっかけをつかんだのは、中学3年生だった2011年です。
ウィルコム沖縄のイメージガールコンテストに参加し、特別賞の「沖縄美少女図鑑賞」を受賞しました。
「沖縄美少女図鑑」という名前の大会で優勝したわけではなく、企業のコンテストで設けられた賞を受けた、という流れです。
その後は地元でモデル活動を始め、映画やドラマの仕事へと進んでいきました。
ただ、最初から自分の見せ方がわかっていたわけではありません。
本人は後年のインタビューで、オーディションでは「海を見ることが好きです」と話していたことを振り返っています。
周囲の参加者が特技や趣味をアピールするなかでも、自分を大きく見せるのは恥ずかしかったそうです。
すごいことを言おうとすると、かえって言葉が出なくなる感じ、なんかわかる気がしませんか?
そんな飾らない受け答えにも、いまの黒島さんにつながる自然体の魅力が感じられます。
黒島結菜の高校は沖縄県立糸満高校!約2年間の学校生活と東京進出
黒島結菜さんは、地元の沖縄県立糸満高校に通いながら芸能活動を続けていました。
仕事が増えていく一方で、友人や先生と過ごす学校も、安心できる大切な場所だったそうです。
注目を集め始めた高校時代から、東京へ生活の拠点を移すまでには、学校生活も大切にしながら進んだ時間がありました。
2013年のドコモCMで注目!高校生活と芸能活動を両立
黒島結菜さんが広く注目されるきっかけの一つになったのが、2013年のNTTドコモのCMです。
「想いをつなぐ」篇に出演し、待ち合わせをするカップルの姿を描いた映像で存在感を見せました。
CMで流れたSPICY CHOCOLATEの「ずっと」とともに、黒島さんの姿を覚えている人もいるかもしれません。
当時通っていたのは、沖縄県立糸満高校です。
芸能活動と並行して約2年間通い、学校にはほっとできるお気に入りの場所もありました。
それが、校舎の5階にある音楽室へ続く廊下です。
高校生活での黒島さんにとって、校舎の5階にある音楽室に通じる廊下は心の安らぎの場所となっていたそうです。
仕事で知られるようになっても、学校に戻れば友達がいる。
そんな何げない日常があったと知ると、高校時代がぐっと身近に感じられますね。
高校3年で東京の高校へ転校!上京を決めるまでの歩み
黒島結菜さんは高校3年生のときに上京し、沖縄から東京の高校へ転校しました。
高校生活の途中で住む場所も通う学校も変わったわけですから、仕事だけでなく、毎日の過ごし方も大きく変わる節目だったはずです。
ただ、東京に来たからといって、沖縄の友人とのつながりが途切れたわけではありません。
2015年のインタビューでは、転校して友達と離れても、仲は変わらないと話しています。
新しい場所に進むとき、変わらず話せる相手がいるのは心強いですよね。
一方、仕事の場では、それまで知らなかった価値観や同年代の参加者の特技に驚くこともあったそうです。
周囲に圧倒されながらも、無理に自分を取り繕うことはしなかったという黒島さん。
なお、転校先の具体的な高校名は今回確認した本人取材では確認できないため、ここでは「東京の高校」としています。
黒島結菜は日本大学芸術学部へ!写真学科への進学と初主演
高校卒業を迎えるころ、黒島結菜さんは俳優の仕事だけに進むか、大学でも学ぶかを考えていました。
そこで選んだのが、以前から興味を持っていた写真を学ぶ道です。
仕事で大きな役を任される時期と、大学で新しい世界に触れる時期が重なった、忙しくも新鮮な日々をたどっていきます。
写真学科を選んだ理由は?高校時代に出会ったフィルム写真
黒島結菜さんは2015年、日本大学芸術学部写真学科に入学しました。
入学年と学科は日本大学新聞でも紹介されており、大学への進学は公式に確認できる情報です。
写真を学ぼうと思ったきっかけは、高校時代にもらったフィルムカメラでした。
独特の色味にひかれ、写真への興味が深まっていったそうです。
スマートフォンならすぐに撮った写真を見られますが、フィルムにはまた違う楽しさがありますよね。
進路を考えていた当時は、俳優一本で進むか迷っていたものの、芸能界とは違う世界も知ろうと大学進学を決めました。
授業では、ガラス板を使う「湿板写真」や、コーヒーを利用する現像方法まで学んでいます。
ただ撮影するだけではない、写真の奥深さに触れられる環境だったようです。
本人は、同年代の友人との交流が生まれ、大学が仕事場以外の大切な居場所になったとも話しています。
好きなことを学べる場所と、仕事とは違う仲間の存在。
その両方が、大学へ進んだ意味になっていたのですね。
2015年『あしたになれば。』で映画初主演を果たす
黒島結菜さんは、2015年公開の映画『あしたになれば。』で、小関裕太さんとダブル主演を務めました。
映画初主演作にあたり、2015年の春に公開されています。
舞台になったのは、大阪府南東部の南河内地区です。
町おこしのためのグルメコンテストに挑む高校生たちの、恋や友情が描かれています。
黒島さんが演じたのは、女子高校生の美希でした。
小関さん演じる野球部員の大介たちと料理の練習を重ねるなかで、気持ちが近づいたり、すれ違ったりしていきます。
大きな事件ではなく、身近な挑戦や人間関係を通して成長する青春映画です。
地元の食材を使った料理をみんなで考えるなんて、少し文化祭の準備にも似ていますよね。
なお、公開された春は、大学に入学するころの時期にあたります。
大学生になってから初主演したのではなく、初主演映画の公開を迎え、その後に写真学科へ進学したという順番になります。
黒島結菜は大学中退で俳優業に専念!主演作と新人俳優賞
大学で写真を学ぶ一方、黒島結菜さんは連続ドラマでも主演を任されるようになりました。
ただ、仕事と学業をどちらも続ける日々には、本人にしかわからない迷いもあったそうです。
主演作が増えていく時期の活躍と、自分の進む道を決めた選択、そして映画での受賞を順に見ていきましょう。
『時をかける少女』『アシガール』で連続ドラマ主演へ
黒島結菜さんが連続ドラマ初主演を務めたのは、2016年7月期の『時をかける少女』です。
演じたのは、時間を自由に超える力を身につけた高校3年生・芳山未羽でした。
何度も映像化されてきた作品への出演にプレッシャーはありながらも、それ以上に頑張りたい気持ちが大きいと語っています。
翌2017年には、NHKの『アシガール』で主人公・速川唯を演じました。
こちらは、女子高校生が戦国時代へタイムスリップし、大好きな若君を守るために足軽となる物語です。
役作りでは、足軽としてのリアルな動きを追求するために、裸足で走る練習に打ち込んだそうです。
画面では軽やかに見える場面にも、そんな練習があったんですね。
制服で原っぱに立ち、足軽姿の俳優たちに囲まれたときには、本当に戦国時代へ来たように感じたとも話しています。
体を動かしながら役に飛び込む姿が印象に残る主演作です。
大学中退を選んだ理由は?学業と俳優業の両立に悩んだ日々
黒島結菜さんは大学で写真を学びながら俳優業を続けていましたが、悩んだ末に中退を選びました。
本人は後年のインタビューで、当時を「学校と仕事とプライベートという3つがあって、両立というか、何に集中したらいいかわからない時期がありました」と振り返っています。
迷いは大学を続けるかどうかだけではありませんでした。
仕事を辞めることや、沖縄へ帰ることまで考えていたそうです。
それでも、撮影現場が好きで、みんなでものを作り上げる仕事には充実感とやりがいがあったと話しています。
どちらも大切だからこそ、簡単には選べなかったのでしょうね。
最終的には学校を辞めたことで、集中すべきことが整理できたといいます。
中退については後悔しておらず、いまの自分につながる、よい選択だったと受け止めています。
印象的なのは、選んだあとに、その道を正解にしていこうとする考え方です。
大学で過ごした時間を否定するのではなく、学びも迷いも経験したうえで仕事を選んだ黒島さん。
「学歴は大学卒業」ではなく、「日本大学芸術学部写真学科に進学後、中退」と区別しておきたいですね。
『カツベン!』で第43回日本アカデミー賞新人俳優賞
黒島結菜さんは、映画『カツベン!』での演技により、第43回日本アカデミー賞の新人俳優賞を受賞しました。
作品が公開されたのは2019年12月13日で、受賞は2020年です。
公開年と受賞年は異なるので、経歴を読むときに混同しやすいポイントですね。
周防正行監督が手がけた本作は、映画にせりふや音がついていなかった時代を舞台にしています。
成田凌さん演じる青年・俊太郎が目指すのは、上映に合わせて物語を語る「活動弁士」という仕事でした。
いまの映画館とはずいぶん違っていて、少し気になりますよね。
黒島さんが演じたのは、俊太郎の幼なじみである栗原梅子です。
映画に関わる人々や、個性的な映画館の面々が巻き起こす騒動のなかで、物語を彩る役を担いました。
テレビドラマの主演だけでなく、映画でも役を重ねてきた黒島さん。
その歩みの途中に、新人俳優賞という形で残った作品として、『カツベン!』は外せない一本です。
黒島結菜が『ちむどんどん』主演へ!朝ドラ以降の出演経歴
黒島結菜さんの出演歴で、大きな節目となったのが2022年の朝ドラ『ちむどんどん』です。
故郷・沖縄に関わる作品のヒロインを演じたあとも、映画ではそれまでと印象の違う役に挑んでいます。
親しみやすい主人公から、見ている人を不安にさせる人物まで、出演作ごとの変化にも注目してみましょう。
2022年『ちむどんどん』で故郷・沖縄のヒロインに
黒島結菜さんは、2022年4月11日に放送が始まったNHK連続テレビ小説『ちむどんどん』で、ヒロインの比嘉暢子を演じました。
沖縄で育った暢子が上京し、料理の道へ進んでいく物語です。
黒島さんにとっては、朝ドラであることに加え、地元・沖縄の物語で、しかもヒロインを演じるという特別な作品でした。
インタビューでも、沖縄の物語でヒロインを演じられることが、とてもうれしいと話しています。
暢子は、料理を作ることも食べることも大好きで、運動も得意な女の子です。
黒島さん自身も似ている部分はあるものの、暢子のほうがずっと元気だと感じていたそうです。
黒島さん自身もヒロインと同じく沖縄出身であり、地元を舞台にした作品への出演には強い思い入れがあったようです。
地元から東京へ進んだ黒島さん自身の経歴を知っていると、上京する暢子の姿にも、また違った親しみを感じられそうです。
2024年『夏目アラタの結婚』で死刑囚・品川真珠役
2024年9月6日公開の映画『夏目アラタの結婚』では、黒島結菜さんが死刑囚・品川真珠を演じました。
柳楽優弥さん主演の作品で、明るい朝ドラのヒロインとは大きく印象の異なる役への挑戦です。
役作りで目を引くのが、真珠の不ぞろいな歯並びでした。
これは本人の歯ではなく、約5か月かけて制作された特注のマウスピースによるものです。
当初はCGも検討されたものの、最終的には実際に装着する方法になりました。
本人によると、着けていると話しづらさがあったそうです。
ただ、その独特な発音が真珠の人物像を作る助けにもなったと振り返っています。
さらに、ピエロ姿になる場面では、現場で3時間かけて特殊メイクを施しました。
完成した姿には自分の面影もあり、本人も怖いと感じたといいます。
見た目だけでなく、声の出し方にまで役作りがつながっていたんですね。
過去の出演作と見比べると、同じ俳優なのにここまで印象が変わるのか、と驚かされる役どころです。
黒島結菜の最新の活躍は?2026年の主演映画と公開予定
2026年の映画出演でも、黒島結菜さんは異なる立場の人物を演じています。
5月8日には主演映画『未来』が公開され、11月には相葉雅紀さん主演作への出演が控えています。
ここでは2026年の情報をもとに、公開済みの作品と、これから公開される作品を紹介します。
2026年5月公開『未来』で主演!篠宮真唯子役を演じる
黒島結菜さんの主演映画『未来』は、2026年に公開されました。
湊かなえさんの同名小説を、瀬々敬久監督が映画化した作品です。
黒島さんは、自身も複雑な過去を抱える教師・篠宮真唯子を演じています。
物語が動き出すのは、教え子の佐伯章子に「20年後のわたし」からの手紙が届いたことからです。
山﨑七海さん演じる章子は、父を亡くした悲しみや、周囲との関係に苦しみながら、その手紙に返事を書いていきます。
しかし、暴力やいじめなどの出来事が、章子をさらに追い詰めていきます。
真唯子は教え子を救おうとしますが、思いだけではどうにもならない現実にも直面します。
教師だからといって、最初から何でも解決できるわけではない。
そんな難しさを抱えながらも、子どもに手を差し伸べようとする人物です。
公式サイトでも、真唯子は複雑な過去を抱えつつ、子どもたちに寄り添おうとする教師として紹介されています。
青春作品での主人公から、傷ついた子どもを見守る大人へ。
出演歴を順にたどると、黒島さんが演じる人物の立場の変化も感じられますね。
11月6日公開予定『4アウト』で相葉雅紀と映画共演へ
映画『4アウト ─もう一度、プレイボール─』は、2026年11月6日に全国公開予定です。
相葉雅紀さんが主演し、黒島結菜さんは主人公の同僚で、チームマネージャーでもある高橋明日香を演じます。
物語の中心にいるのは、社会人野球で戦力外通告を受けた矢上です。
再就職した障害者スポーツセンターで野球をしたい人たちに出会い、チームの監督を引き受けます。
明日香は、選手集めやチームの活動を支えながら、矢上とともに全国大会を目指します。
黒島さん自身はプレーしない役ですが、撮影では選手役のメンバーから野球への愛情が伝わり、自分もプレーしたくなったそうです。
一生懸命な姿を近くで見ていると、つい体を動かしたくなる感じ、ありますよね。
相葉さんについても、現場の中心で皆を盛り上げてくれた、頼もしい監督だったと語っています。
苦しい現実に向き合う教師を演じた『未来』とはまた違う、チームの挑戦をそばで支える姿が見られそうです。
まとめ
黒島結菜さんは、沖縄で過ごした中学時代のコンテスト受賞をきっかけに、芸能界へ入りました。
高校や大学では、学校と仕事の両立に悩んだ時期もあったそうです。
それでも悩んだ末に俳優の道を選び、『アシガール』や『ちむどんどん』で主演を務めてきました。
『夏目アラタの結婚』のように、まったく違う役に挑む姿も印象的です。
迷いながらも自分で選んだ道を正解にしていく姿って、なんだか勇気をもらえる気がしませんか?
2026年の『未来』や『4アウト』でも、どんな表情が見られるのか楽しみですね。

