朝ドラ『虎に翼』で人気者になった伊藤沙莉さんですが、学歴や経歴って意外と知られていないんですよね。
もともとは女優ではなく、ダンサーを目指していたって知ってました?
「売れない子役」と呼ばれた時期を経て、大学に進まず女優一本に賭けた覚悟が、今の活躍につながっています。
この記事では、伊藤沙莉さんの学歴や経歴、そして家族とのエピソードを、わかりやすくまとめて紹介します。
伊藤沙莉のプロフィールと基本情報まとめ
- 名前:伊藤 沙莉(いとう さいり)
- 生年月日:1994年5月4日
- 出身地:千葉県
- 身長:151cm
- 血液型:A型
- 星座:おうし座
- 所属事務所:アルファエージェンシー
- 職業:女優・声優・ナレーター
- 家族:兄はお笑いコンビ「オズワルド」の伊藤俊介さん
伊藤沙莉さんって、独特なハスキーボイスと自然体な演技で一気にお茶の間の顔になった女優さんですよね。
朝ドラ『虎に翼』での主演で「知ってる!」となった人も多いはず。
でもその素顔って、意外と知られていないんです。
ちなみにお兄さんは、お笑いコンビ「オズワルド」の伊藤俊介さん。
兄妹そろって表舞台で活躍しているって、ちょっとすごいですよね。
シリアスもコメディも軽々こなす芝居のセンスは、子役時代から折り紙付きだったと言われています。
ナレーションや声優の仕事もかなり増えてきました。
幼少期から始めたダンスと芸能界への入口
伊藤沙莉さんが芸能界に入るきっかけは、実は「女優になりたい!」という夢からじゃなかったんです。
もともとはダンサー志望の女の子でした。
そこから運命がクルッと動くまでの流れが、けっこう偶然だらけで面白いんですよね。
ダンサーとして実力を磨いた少女時代
伊藤さんは幼少期からダンススクールに通い、初めはダンサー志望でした。
実際に2003年には島谷ひとみさんの楽曲でバックダンサーを務め、「ALL Japan Dance Contest」の東京予選や「サンリオダンスコンテスト」のキッズ部門で優勝するほどの実力を持っていました。
そんな中、9歳の時に初めてドラマのオーディションを受けることになります。
演技経験はまったくの未経験でしたが、見事に合格を勝ち取りました。
このオーディションこそが、後の運命を決めた『14ヶ月〜妻が子供に還っていく〜』でした。
人生って、こういうところで動くんだなって感じですよね。
9歳で挑んだオーディション合格までの道
オーディション当時、伊藤さんは9歳。
演技経験はまったくのゼロの状態で会場に向かったといいます。
自己紹介の場面では、飾らない自然体な受け答えが逆に印象に残ったと後年語られています。
「まさか受かるとは思わなかった」と本人もインタビューで振り返っているほど。
でも、審査員の目には、この子には何かある、と映ったんでしょうね。
こうして2003年、9歳で子役デビューが決まりました。
ダンス一筋だった女の子が、ひょんなことから女優への一歩を踏み出す瞬間。
ここから彼女の芸能人生がスタートしていきます。
千葉市立みつわ台北小学校出身と言われる学童期の日々
伊藤沙莉さんが通っていたと言われているのが、千葉市立みつわ台北小学校です。
公式に本人が明言しているわけではないので断言はできませんが、地元では有名な話みたいですね。
小学生の頃から芸能界と学校を行き来する、なかなかハードな日々を送っていました。
2003年『14ヶ月』での鮮烈な子役デビュー
2003年、伊藤さんは読売テレビ制作・日本テレビ系ドラマ『14ヶ月〜妻が子供に還っていく〜』で子役デビューを果たします。
高岡早紀さん主演の話題作で、9歳の伊藤さんは一気に注目を集めました。
演技未経験だったとは思えないほど、自然な芝居ぶりだったと言われています。
学校では「テレビに出てる子」として、少し特別な存在に。
でも本人は淡々と学校生活を送っていたそうです。
このデビュー作をきっかけに、次々とオファーが舞い込むようになっていきました。
11歳で『女王の教室』に出演し話題に
そして2005年、伊藤さんの名前を全国に知らしめた作品が来ます。
日本テレビ系『女王の教室』の、田中桃役。
天海祐希さん演じる冷徹な担任・阿久津真矢が支配する教室の中で、伊藤さんは不安や保身から同調圧力に流されるクラスメイトとして存在感を放ちました。
11歳とは思えないほどの、生々しくてリアルな児童の揺れ動く感情を見事に表現していました。
視聴者からは「あの子怖い」「うまい」と話題になりました。
このドラマで天海祐希さんからかけられた言葉を、後年テレビ番組で明かしています。
子役時代の伊藤さんにとって、大きな転機になった作品だったんですね。
みつわ台中学校から若松高校へ進学したと言われる学生時代
小学校を卒業した伊藤沙莉さんは、地元の千葉市立みつわ台中学校に進んだと言われています。
その後の高校については、本人が公式に公表しているわけではありませんが、千葉県立若松高校へ進学したと言われています。
思春期真っ盛りのこの時期、彼女はけっこう厳しい現実と向き合っていました。
「売れない子役」と呼ばれた思春期の葛藤
『女王の教室』で注目を浴びた伊藤さんですが、その後は仕事が伸び悩む時期に突入。
学校では「売れない子役」というあだ名で呼ばれていたと、本人がインタビューで明かしています。
「からかわれているほうが、気持ちはずっと楽だった」と語っていたそう。
なんとも切ない話ですよね。
芸能界で結果を出せないもどかしさと、思春期特有の複雑な感情。
その両方を抱えながら、それでも役者を辞めるという選択肢は取らなかったんです。
「自分をタヌキみたい」と自嘲するようなキャラだった彼女が、諦めずに続けたこの時期があったからこそ、今があるのかもしれません。
大学へ進まず女優一本に絞った覚悟の選択
高校卒業のタイミングで、伊藤さんは大きな決断をします。
大学には進学せず、女優業に専念する道を選んだのです。
「売れない子役」と呼ばれていた過去を思えば、この選択にはかなりの覚悟があったはず。
保険をかけずに、芝居一本で生きていく。
10代の女の子がそれを決めるって、なかなかできることじゃないですよね。
この覚悟が、20代でのブレイクにつながっていくことになります。
20代で掴んだブレイクと数々の受賞歴
女優一本に絞ってから、伊藤沙莉さんの仕事は少しずつ、でも確実に増えていきました。
そして20代半ばになる頃、一気に評価が花開くタイミングがやってきます。
映画、ドラマ、配信作品と、ジャンルを問わずに引っ張りだこ状態に。
『全裸監督』などの話題作で評価されたギャラクシー賞とエランドール賞
2019年に配信されたNetflixドラマ『全裸監督』での演技が、大きな話題を呼びました。
同作を含む一連の活躍が評価され、伊藤さんは第57回ギャラクシー賞テレビ部門個人賞を受賞。
さらに、日本映画テレビプロデューサー協会が制定する第45回エランドール賞の新人賞にも輝きました。
「新人賞」という響きが不思議に思えるくらい、キャリアはもう10年以上あったんですけどね。
それだけ、大人の女優としての伊藤沙莉が新鮮に映ったということでしょう。
作品ごとに違う顔を見せる演技力が、業界内でしっかり評価された瞬間でした。
第63回ブルーリボン賞助演女優賞に輝いた快挙
2021年2月、伊藤さんはさらに大きな賞を手にします。
映画『劇場』『ホテルローヤル』『十二単衣を着た悪魔』の演技で、第63回ブルーリボン賞助演女優賞を受賞。
授賞式で伊藤さんは「日本アカデミー賞と同じくらい、説得力のある賞。憧れだった」と語っていました。
「やっと役者人生の第1章が終わった気がする」というコメントも印象的でしたね。
売れない子役と呼ばれた少女が、日本を代表する映画賞の壇上に立つ。
物語みたいな展開ですけど、これが現実なんです。
朝ドラ『虎に翼』以降の最新の活躍まとめ
受賞を重ねてきた伊藤沙莉さんですが、そこからさらに一段階、上のステージに駆け上がる出来事がやってきます。
それが朝ドラ主演。
日本の女優にとって、これは特別な意味を持つ大舞台ですよね。
2024年NHK連続テレビ小説で主人公・寅子を熱演
2024年前期のNHK連続テレビ小説『虎に翼』で、伊藤さんは主人公・猪爪寅子を演じました。
日本初の女性弁護士・裁判官の一人である三淵嘉子さんをモデルにした物語です。
法律の壁に挑む寅子を、伊藤さんは力強く、そしてチャーミングに演じきりました。
「はて?」という寅子の口ぐせは、SNSでも大ブレイク。
主題歌に乗せて笑う寅子のオープニング映像に、朝から元気をもらった人も多かったのではないでしょうか。
社会派のテーマを扱いながら、エンタメとしても大満足の一作でしたよね。
2026年『俺たちの箱根駅伝』や声優挑戦も話題
2026年10月10日からは、日本テレビ系土曜よる9時枠のドラマ『俺たちの箱根駅伝』に出演。
大泉洋さん、山下智久さんとの豪華共演で、箱根駅伝の生中継を担うセンターディレクター・宮本菜月役を演じています。
池井戸潤さん原作のお仕事ドラマで、伊藤さんはクールで芯の強い女性を熱演。
一方で、独特のハスキーボイスを活かした声優としての活動も広がっていて、幅の広さがどんどん増しています。
「伝説になるような作品にしたい」と本人も意気込みを語っていました。
2027年1月公開『劇場版 虎に翼』への再集結
そしてファン待望のニュース。
2027年1月15日に、劇場版『虎に翼』が公開されることが決定しました。
朝ドラの続編ではなく、完全オリジナルストーリー。
寅子が挑む「最後の事件」が描かれるとのことで、伊藤さんが再び主演を務めます。
監督はドラマ版に続き梛川善郎さん、脚本は吉田恵里香さん。
岡田将生さん、森田望智さんらドラマ版キャストの続投に加え、南沙良さん、内田有紀さん、松本幸四郎さんら新キャストも参戦。
寅ちゃんに会えるのを、楽しみに待っている人も多いはずですよね。
まとめ
伊藤沙莉さんは、家族と支え合った子ども時代からダンスに打ち込み、9歳で芸能界に飛び込みました。
「売れない子役」と呼ばれた時期を越えて、女優一本に絞った覚悟が、数々の受賞や『虎に翼』主演につながっていきます。
あの「はて?」が日本中に広がったのも、まだそんなに前の話じゃないんですよね。
『俺たちの箱根駅伝』や劇場版『虎に翼』など、これからも彼女の物語は続いていきます。
苦労を重ねても自分らしさを手放さなかったからこそ、あの自然な魅力が生まれたんじゃないかなって思いませんか。

